部品の小型化、高性能化にともない、耳あな型も大変小型に、かつパワフルになってきました。またデジタル耳あな型補聴器も、ベーシックなシリーズの充実、メーカーによる両耳装用価格の割引設定などにより、だいぶお求めやすくなってきています。
耳あな型補聴器の小型・軽量という利点、なるべく目立たずに装用したいという方には補聴器選択の第一候補となりますが、使い勝手や電池寿命の短さなど、小型ならではの使い方のコツや問題も。
高度以上の難聴では、耳かけ型補聴器の方が良好な補聴効果が得やすく、また目立ちにくいという点でも耳かけ型補聴器よりかえって目立ってしまうということもあります。
購入に際しては、別のタイプの補聴器とも比較検討し、耳あな型補聴器の性格をよくご理解いただいて選択されることをお薦めいたします。
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